福井県坂井市丸岡町にある称念寺は、養老5年(721年)から続く歴史あるお寺です。南北朝時代の武士、新田義貞の遺骸が手厚く葬られ墓石が建てられています。
また永禄5年(1562年)より約10年間、明智光秀公が家族で寄宿していました。
称念寺の近況 2025.5.31現在
住職は、令和7年(2025年)も新田公の顕彰に励んでいます。今年は、新田公688年忌で、称念寺中興丹羽五郎左衛門公440年忌法要です。両人を偲びながら境内のお掃除をしています。
2024年よりの報告をいたします。
2024年~
- 1月1日
- 能登の地震で正月を迎えました。庭の灯篭が倒れ、書院の白壁が落ちました。
- 1月13日
- 石川美咲さんの結婚式で高浜町に行きました。
- 3月10日
- 日東シンコーの敷地内の、黒坂備中守公碑のご回向をしました。
- 3月15日
- 明智光秀公木像・松尾芭蕉筆「黒髪の句」の購入。新聞で報道されました。
- 4月7日
- 3時より花祭り会実施。近所の方がお参りくださいました。
- 5月11日
- 地元公民館講座で、「仏像の歴史」を、語りました。(3回シリーズの1回目)
- 5月17日
- 越前市中挾観音の御開帳の導師を、務めさせていただきました。(元称念寺末)
- 6月中旬
- 境内の菩提樹が満開になり、新聞・テレビで紹介されました。
毎年来られるフアンの方がたくさん鑑賞に来られました。 - 6月29日
- 新田公687回忌法要の実施をしました。地元新聞の取材もありました。
法楽は、まごころ認定こども園八木節他で、記念講演は高浜町学芸員倉田尚文氏
テーマは「神仏習合時代の寺社」で、たくさんの方に来ていただきました。 - 7月8日
- 境内の桔梗が見ごろになり、多くの方が勧賞に来られる様子が、TV・新聞で紹介されました。
- 7月20日
- 福井市で新田公のシンポジュウムがあり、藤島神社宮司様・敦賀金ヶ崎宮宮司様とともに、お話をさせていただきました。
- 7月28日
- 高椋地区戦死者法要実施
- 8月4日
- 深見慧隆氏による称念寺本浄土三部経の調査がありました。
鎌倉時代の古い形を残すものと、見解がありました。 - 8月10日~
- 県内の各時宗寺院のお盆の手伝いをさせていただきました。
地元のお地蔵さんも供養もしました。 - 9月6日
- 藤沢の遊行寺で、インド仏教の講義をいたしました。
- 9月22日
- 丸岡の水泳大会で、30年ぶりに水泳大会に出て、子供さん達と泳ぎました。
- 10月14日
- 高浜町教育員会に展示会のため、明智光秀公像・明智軍記を貸し出しました。
- 10月28日
- 群馬の十見 和さんの日本画(明智煕子像)を表装しました。本堂に飾りました。
- 11月7日
- 京都龍谷ミュージアムさんに、やせ仏(五劫思惟仏)を寄付しました。
- 11月10日
- 国立歴史博物館の調査で、10名の研究者の方が称念寺に来られ説明をしました。
- 12月27日
- まごころ認定こども園の方が、朝9時より除夜の鐘をつきました。
一般の方も来られました。新聞・TV社の取材で賑やかしく実施しました。 - 12月31日
- 早朝よりの除夜の鐘を実施。皆様がよい年となるよう祈念しました。
2025年~
- 1月1日
- 穏やかな中で、正月が迎えられました。修正会が務められました。
- 1月18日
- 称念寺ボランティアガイドの反省会が実施されました。
- 3月1日
- 地元公民館講座で講義をしました。3回目は、仏壇の仏様はなぜ金色か?でした。
- 3月1日
- 福山の関戸さん3兄弟で、本堂の荘厳(折敷)が完成し、御寄進をいただきました。
- 3月4日
- 北海道の游佐さんご夫婦とボランティアガイドさんの交流の再会がありました。
- 4月9日
- 花祭り(仏陀降誕会)甘茶は、いつでもかけられるようにしました。
10時から法要をしました。 - 6月中旬
- 菩提樹の花がきれいに咲くと思います。次に桔梗がたくさん咲く予定です。
- 6月28日
- 新田公の688回忌の法要予定です。
今年の法楽は、まごころ認定こども園児と、福井歴史博物館の学芸員大河内勇介氏の、中興の丹羽五郎左衛門公の講演です。 - 7月27日
- 高椋地区戦没者慰霊祭の予定です。
以後は、昨年並みの行事を予定しています。皆様の参拝をお待ちしています。 合掌
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680年忌法要の様子